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マルタのワイン DOKとは?

ASWOT

2013-10-10
ワイン・アルコール
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今回はマルタのワインのお話です。

最近ワインについては多くの皆さんがよくご存知ですが、簡単な復習も兼ねてマルタのワインをご紹介します。
ワインづくりに適したブドウは、粒が小さく、果実に弾力性があり、糖度が高く、適度な酸度をもったものと言われますが、このようなブドウが育つためには、降雨量が少なく、排水性の良い土壌が好条件とされています。
この条件に合った気候と石灰質の土壌を持つマルタでは、古くからワインづくりが行われ、その歴史は2000年以上です。
イタリアに近いマルタですが、ナポレオン・ボナパルトの時代に短期間ではありましたがフランスに統治されていたため、マルタのワインはフランスの影響も受けているそうです。

ところでマルタのワインのラベルには、DOKの表記のあるものがあります。
これはDenominazzjoni ta' Origin Kontrollataの略で、特定生産地のブドウを使った、品質が保証されたワインであることを示すものです。2007年から導入されました。
つまり、イタリアのDOCG、フランスのAOC(AOVDQS)、スペインのDOC、ドイツのQmPに該当するものです。

このDOKには、マルタ本島でつくられるDOK Maltaと、ゴゾ島でつくられるDOK Gozoがあります。
DOK獲得はかなり厳しいのですが、実は最近、某有名老舗ワインメーカーが、2010年のDOKワインの一部にイタリア産のブドウを混ぜて使用していたことが発覚して騒ぎになっています。
警察の捜査が入り、イタリアで成分分析にかけられているようですが、やはりマルタのブドウだけを使うよりも、イタリア産のブドウを使用した方が製造コストが抑えられるようです。
(それにしても成分分析で、ブドウの産地も判明するんですね。この装置はマルタにはないため、イタリアにサンプルが送られたそうです。さすがはイタリアです。)

因みに、IGT(Indikazzjoni Geografika Tipika)ワインもありますが、こちらはマルタ本島のブドウとゴゾ島のブドウの混合で作られています。

また、これらのマルタのワインは補糖(補糖について、詳しくは次の記事をご覧ください)も許されていません。

マルタワインはまだまだ認知度が低く、小国のため生産量も少ないのですが、元来ワインづくりに適した気候風土と長いワインづくりの歴史を持ち、何より国を挙げて厳しくブドウの栽培やワインの品質に目を光らせ、良いワインを作ろうとしています。ですからマルタのワインは、「第三世界のワイン」に続く、「次なるワイン」として近年注目されるようになっています。

このマルタのDOKワインも、次回入荷予定です。
一番楽しみにしているのは、私自身ですね。。。

red-wine1.gif


マルタ応援クリックありがとうございます

mtt4
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