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海塩はミネラルたっぷりか?コピーライティングの妙

ASWOT

2013-09-26
塩・油
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今回は海塩のミネラル成分についてのお話です。

※ このブログを書いた後、天然の海塩は「ミネラルたっぷり」とは言えなくても、「ミネラルバランスが良い」お塩で、ミネラル成分のわずかな差が大きな違いをうむことが分かりました。詳しくはこちらをご覧ください。

実は今日税関にお邪魔して、職員の方にピラミッド型のお塩の説明をしてきました。
その方は最初、こんな形のものが加工していない塩であるわけがないと仰っていたのですが、拙い説明ながらようやく本当に天然のお塩であることを納得して頂けました。
しかし、その後「ミネラルたっぷりのお塩ですね。」とその職員さんが仰ったので、思わず返答に窮してしましました。

普通に市販されているお塩は、海塩や岩塩を加工して作られています。その過程の中で不純物を除去しますので、最終的に小さくなった結晶は純度の高い塩化ナトリウムになります。
一方、天然の海塩には普通のお塩に比べると、塩化ナトリウム以外の成分が多く含まれます。
それでも、一般に天日塩といわれる海水を太陽光で蒸発させたお塩で、塩化ナトリウムの含有量は約99%、その他1%もその殆どがマグネシウムとカルシウムの化合物です。

つまり人工的な加工を全く施さない場合でも、結晶化してお塩になるということは、純度の高い塩化ナトリウムになることを意味しています。
普通に加工されたお塩に比べると確かにミネラルはたっぷりですが、もっと効率よくミネラルを摂取できる食品は他にたくさんあります。ですから「ミネラルたっぷり」というのは、個人的に少々気が咎めます。

この素晴らしいキャッチフレーズはとても魅力的なので、私も当初使わせて頂いておりました。
ですがやはりホームページからも「ミネラルたっぷり」の表記は外してしました。

とはいえ、このコピーライティングは秀逸だと思います。
平賀源内の土曜の丑の日といい、うまいコピーライティングは食に関する認識も変えるものですね。


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