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Memento mori 「 死を忘れず生きる」

ASWOT

2014-07-24
観光
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前回のブログ「マルタの通貨&VAT」でご紹介した5セント硬貨を、マルタの首都ヴァレッタにある聖ヨハネ大聖堂で、メメント・モリのプレートに加工してしまいました(^ ^;;;お土産にどうぞと言いながら、潰してしまいましたね。

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聖ヨハネ大聖堂(St. Johns Co-Cathedral)は、1570年代マルタ騎士団によって建てられた聖堂で、荘厳なバロック様式の内装やカラバッジョの絵画が有名です。
が。。。ヨーロッパをしばらく旅行していると、結構な数の荘厳な教会を訪れ、数々の必見と言われる素晴らしい絵画にふれることになります。。。そうしているうちに段々視点が変わってきてしまい。。。聖堂のあちらこちらにあるマルタ十字とガイコツばかりが気になって仕方ありません(^ ^;;;

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写真のガイコツが描かれている大理石の床板は、マルタ騎士団の墓碑で、床下にはマルタ騎士団達が眠っています。約400の敷き詰められた墓碑のうち、ガイコツが描かれているものは一部ですが、もともとヨーロッパ各地の貴族の子弟だった騎士団の墓碑は、どれも美しく立派なものばかりです。
それにしても、お墓を踏んづけて歩くというのは、なかなか気が引けるものです。。。

ガイコツがモチーフの墓碑は一部とはいえ、聖ヨハネ大聖堂のガイコツ出現率は、他の教会に比べて高いと思います。
それは、彼らがMemento mori (英語:Remember death)、つまり「死を忘れるな」ということを警句にしていたからなのです。
メメント・モリの考えは古今東西広くみられるものですが、時代背景や地域によって、その捉え方は様々です。
いつか死が訪れるのだから、今を楽しく生きようという享楽的なものから、どうせ死ぬのだから、現生での功績も虚無である、現世よりも来世を考えようというものまであります。

マルタ騎士団にとっての「メメント・モリ」は、死を恐れるのではなく、死を意識して生きることを、今をより良く生きる活力にしようという考えであったそうです。より良く生き、より良く死ぬのだそうです。
それを心に刻むため、これだけのガイコツのモチーフが、聖ヨハネ大聖堂にはあるのです。

マルタの聖ヨハネ大聖堂に行かれたら、Memento mori思い出して下さい。
5セントを加工するプレートマシンは、出口付近の売店にあります(笑)ここの売店、結構リーズナブルなお値段でおススメです(余談)

↓聖ヨハネ大聖堂の外観。以前のブログ「マルタのパワースポット モスタドーム」でもご紹介したように、こちらの大聖堂にも悪魔を欺くための時計が3つ並んでいます。
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