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地中海料理の名脇役 ケッパーとは

ASWOT

2014-07-19
野菜・果物・ハーブ
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地中海料理でよく見かける緑のつぶつぶ、ケッパー(caper:ケーパー)はお好きですか?
小さくて、さりげなくお料理に使われていることが多いので見逃しがちですが、ケッパーがあるのとないのではお料理が大違いです。
地中海料理、特にイタリア南部、キプロス、マルタで使われる食材で、やはり生育地も地中海沿岸地方です。

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今回どうしても野生のケッパーが見たくて、お料理の師匠ローズとご主人のノエルに、ケッパーが咲く場所へ案内してもらいました。
車で向かった先は、マルタのゴゾ島の観光名所の一つ、カリプソの洞窟です。

カリプソの洞窟は、紀元前8世紀の吟遊詩人ホメロスが書いたとされる『オデュッセイア』の中で、ギリシャ神話の英雄オデュッセウスが美しい妖精(海の女神)カリプソと恋に落ち、妻ペネロペ(ペーネロペイア)の元に帰るまでの7年間、共に暮らした(軟禁されていた!)とされる所です。

数年前に落石事故があってからは洞窟内への立ち入りはできなくなっていますが、外から見る限りとても狭そうな洞窟です。洞窟自体はこの入口しか見ることが出来ないのですが、この場所は高台にあるので、ラムラ湾の景色やゴゾ島ののどかな田園風景が楽しめます。

↓カリプソの洞窟入り口
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↓ラムラ湾
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ケッパーはこの洞窟近くに沢山ありますが、生命力が強いのか乾燥した岩場にも元気に咲いています。潮風がケッパーを美味しくするとも言われていて、海の近くの岩の隙間にも見ることができます。

フウチョウソウ科の小灌木で、写真のような可愛らしい花をつけていますが、食用にするケッパーは、この花のつぼみの部分です。
塩漬けにすることが多いのですが、少し花が成長してきたものはワインビネガー漬けにすることが多いのだそうです。
地中海料理でケッパーは、よくカルパッチョなどの魚のマリネや、ソースやドレッシングの中に入れて、魚のムニエルやお肉料理にかけて使われます。

花の蕾であるケッパーは、カプリン酸という芳香成分を含んでいますが、このカプリン酸には解毒作用や健胃効果があるため、魚料理や肉料理に使うことは理にかなっているのだそうです。

お料理の脇役ではありますが、ケッパーを使うとグッと地中海風に仕上がりますので、是非使ってみて下さいね。
そしてマルタでこの可愛らしい花を見かけたら、ケッパーのつぼみも探してみて下さい。ただし、そのままでは食べられません。念のため。

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↓案内してくれたノエル。
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