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ワインのコルクの原料は?

ASWOT

2014-06-22
ワイン・アルコール
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以前のブログ「ワインのコルクの長さ」に続き、今回はワインのコルクの原料についてお話します。

ワインのコルクの原料として最も多く使用されているのは、ポルトガルのコルクガシ(Quercus suber)ですが、マルタの国樹であるコナラモチノキ(Quercus ilex) も、コルクの原料として使われます。
コルクガシとコナラモチノキはどちらも、ブナ目、ブナ科、コナラ属の常緑樹で、温暖な気候に適しているため、地中海沿岸地方が主な生育地です。
ポルトガルのコルクガシよりも、マルタのコナラモチノキの方が大きいようです。

コルクは弾力性や適度な気密性があるため、ワインのコルクだけでなく緩衝材や断熱材としても、様々な場面で使用されているのはご存知の通りですが、木管楽器の接合部や野球のボールなど、普段目につかない場所にも幅広く使われています。

コルクは木の表面を剥がしたものを加工するので、伐採する必要がありません。良かった!
ただし、樹皮が剥がせるようになるのには、少なくとも樹齢25年になるのを待たなくてはなりません。ポルトガルのコルクガシの場合、木の直径が70cm、高さが1.3mくらいに成長した頃なのだそうです。
そして次に樹皮を剥がせるようになるまでには、9年くらいかかるようです。
コルクガシの平均寿命は約200年と言われていて、9年おきに樹皮を剥がすので、1本の木から約17回樹皮を剥がすこととができるのだとか。

何事にも歴史のあるマルタですが、マルタのコナラモチノキは、カルタゴ時代前(カルタゴ創成期:紀元前6世紀頃)からあるそうです。
樹齢も長いものが多く、Wardija(マルタ本島の北部、ゴゾ島寄り)という村の木の中には、推定500~1,000年の樹齢のものも多いそうです。このWardijaは、マルタ騎士団のつくった13の塔のうちの一つが残っていて、丘の上からは美しい地中海のパノラマが広がっているので、ハイキングがてら訪れるのには良いかもしれませんね。

次回は、どんぐりについてお話します。

Quercus_ilex.jpg


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