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アンズの核とアーモンドって同じもの?

ASWOT

2014-02-25
違いシリーズ
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今回は「アンズの核とアーモンドって同じもの?」というお話です。

先週は国際展示場に出展させていただき、新商品のアマレットもご紹介させていただきました。
試飲していただく際に「イタリアのアマレットはアンズの核が使われていますが、マルタのアマレットはアーモンドが使われているんですよ。」と言っていましたら、お客様に「アンズの核とアーモンドは同じものですよ。」とご指摘いただきました。
「え~~~!そうなんですか!」と一瞬ヒヤリです。そこで今回もまた調査です。

アーモンドもアンズも同じ「バラ科サクラ属」で、アーモンドは落葉高木、アンズは落葉小高木です。
果物としての分類では、アーモンドは「穀果類」で、アンズは「核果類」です。
穀果類は果皮が乾燥した果実で、イチョウや栗がこの仲間です。核果類は子房壁が果実になったものです。
※分類によっては、多少所属が変わってきます。

アンズの核の「」というのは、種子の周りにある固いアレです(^_^;;分かりますか?
固い核を持った核果類の仲間には、梅、スモモ、サクランボなどがあります。
あの固い核は、中にある種子を保護しているのでなかなか割れないのですが、中の種子をこの世に生み出すため、春になると自然と二つに割れるのだそうです。

私たちがナッツとして食べるアーモンドは、果実の中の仁とよばれる部分です。
核の中の種子を仁ということもあるし、種子の中の殻を除いた部分を仁ということもあるようです。
アーモンドの薄い果肉は食用になりませんが、種子の殻に入っている仁を炒ったり揚げたりして食べているのです。
クルミ、カシューナッツ、マカダミア、ココナッツ、ナツメグも仁です。

というわけで、アンズとアーモンドは、とても近い種ながら別のものですので、虚偽の宣伝でなくて安心しました。

それにしても食べられないような薄い果肉を持っていても、アーモンドなどは果物に分類されるんですね。
狭義には木になるものが果物なのだそうです。だから甘くてまさに水菓子という感じの、イチゴ、スイカ、メロンはフルーツではなくて、「果実的野菜」ってことになるんですね。

なかなか奥の深い果物の世界です。


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