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マルタのはちみつ 季節による違い

ASWOT

2014-01-23
はちみつ・チーズ
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今回はマルタのはちみつのお話です。何月にどんな植物の蜜が集まるのか、お知らせします。

マルタの蜜蜂は自由に島内を飛び回り、野生の植物の蜜を集めてくることをお伝えしましたが、一体どんな種類の植物の蜜なのか気になります。全くミツバチ任せなので季節に応じて集まる蜜も違っていて、見た目でも確認できるほど、濃厚な感じだったり、サラサラな感じだったりします。

これからマルタへ旅行に行ってハチミツをお土産に買おうという場合、同じ容器に入ったハチミツでも、違う季節につくられた蜂蜜を買ってみると、植物による蜜の違いが楽しめて面白いかもしれませんよ。
マルタの蜂蜜は、ラベルに、蜜を瓶詰した年と月が手書きされているものが多いので、気になる方は確認してみて下さい。
以下に、蜜蜂が主に集めてくる植物を、月ごとに大まかにまとめてみましたので、参考になさってください。

1月:ルリジサ(Borage)
   強壮効果があるため、中世の騎士は戦闘の前にルリジサのハーブティを飲んでいました。
   実際にアドレナリン分泌を促したり、鬱に効果があることが確認されているそうです。
2月:ムラサキツメクサ(Red Clover)
   イソフラボンやエストロゲンを含んでいるので、更年期症状の改善に効果があるそうです。
3月:シロガラシ(White Mustard)
   漢方薬では健胃薬として使われます。
4月:オレンジ(Orange blossom)
   地中海のオレンジについては、こちらをご覧ください。
5月~6月:タイム(Wild Thyme)
   タイムについては、こちらをご覧ください。
7月~8月:ユーカリ(Eucalyptus)
   炎症を抑える働きがにより喉の痛みを取ったり、気分を落ち着かせる効果があるそうです。
9月~11月:キャロブ(Carob)
   キャロブについては、こちらをご覧ください。
12月:アスフォデル(Asphodel)
   繊細な味の蜂蜜がとれる植物です。イタリアのサルディーニャ島も、アスフォデルのはちみつの有名な産地です。


(ここから、またまた余談です。すみません。
3月でご紹介したWhite mustardは、地中海沿岸が原産地ですが、世界中に帰化しています。シロガラシの種子は、お馴染みのマスタードに入っているもので、漢方薬でも「白芥子」は古くから使われています。
シロガラシには、こんな逸話があります。
ブッダは、幼い息子を亡くして嘆き悲しみ、生き返らせてほしいと嘆願してきた母親に「町へ戻って、家族や親しい友人など誰一人失ったことのない家庭から、シロガラシの種子をもらってきなさい。そうしたら、それを使って息子を蘇生させてあげましょう。」と告げました。母親は家々を訪ね歩くうち、誰もが大切な人を失っていることを知り、気持ちを落ち着かせることができたのだそうです。
はい。今回もまた大脱線でした。汗)


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mtt4
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