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地中海の守護神 

ASWOT

2013-12-06
歴史
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今回はマルタと日本の意外な歴史のお話です。

マルタは多くの日本人にとって遠い存在ですが、実は第一次世界大戦中、同盟国であったイギリス軍からの要請で、1914年から日本海軍が地中海の護衛にあたっていたそうです。
日本軍は砲撃の危険も顧みず、民間船の護送や、爆撃を受けた船からの人命救助の任務にあたり、その活躍ぶりは『地中海の守護神』と呼ばれ、「日本軍の護送でなけれな航海したくない」とまで言われていたそうです。
中でも有名な話は、1917年にイギリスの「トランシルヴァニア号」が潜水艦によって爆撃された際に、砲撃をかわしつつ約3千人の救出に成功したというものや、魚雷攻撃で動けなくなった英船「バングラス号」を、応戦しつつ3日間かけてマルタに曳航したというものなどがあります。
日本の駆逐艦は小さかったのですが、命がけの護送に果敢に向う姿と、人命救助の際の礼節のある紳士的な態度が賞賛されていたようです。

マルタ近海は当時Uボートに取り囲まれており、英船による物資の運搬もままならない状態でしたので、マルタの人々にとって、護衛の日本の駆逐艦はありがたい存在であったようです。しかも、島民に対して礼儀正しく接する日本海軍の兵士たちに、マルタの人達は大変好意的だったそうです。

ところがそんな活動中、駆逐艦「(さかき)」が魚雷の爆撃を受け、59名の日本兵の命が失われてしましました。地中海の護衛にあたった日本軍の戦死者は、この榊の兵士を含め70余名といわれていますが、マルタにはその戦没者の慰霊碑が建てられています。

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