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「厳しい糖質制限ダイエット」のリスク [地中海式ダイエット]

ASWOT

2013-11-21
地中海式ダイエット
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今回は「厳しい糖質制限ダイエット」のリスクと、実践する際の留意点についてお話しします。

糖質制限とカロリー制限ダイエットに関する、数万人を10年以上にわたって追跡調査する大規模なコホート研究が、これまで世界で6つ行われています。
それらの研究は、現時点では「厳しい糖質制限ダイエット」は、減量や血糖値の改善などの結果が早く現れるものの、長期にわたって行うと、厳しくすればするほど死亡危険度が高まってしまうことや、「ゆるやかな糖質制限ダイエット」ではその危険性が認められないと結論しています。
「厳しい糖質制限ダイエット」とは、一日の炭水化物の摂取量を130g以内、場合によっては食事から極力炭水化物を排除して、50g以下にするような方法を言います。「ゆるやかな糖質制限ダイエット」については、次回お知らせします。

癌、脳と心血管障害による死亡が増加しますが、この原因は、炭水化物に置き換える赤肉とその加工品(ハム、ソーセージ、スパムなど)の摂取が多くなるからなのではないかと考えられています。
これまで脂質が危険因子のように言われることが多かったのですが、最近の研究では、脂質は動物性のものであっても、多めに取っている人の方が死亡率が低いことが明らかになっていて、この場合にも問題になるのは、脂質ではなく赤肉のタンパク質の方なのだそうです。医学の常識、今昔物語ですね。

また、糖質制限ダイエットによって、血管障害の発症原因(中性脂肪、コレステロールなど)は改善できますが、長期にわたって厳しく行った場合は、喫煙など他の理由で血管障害を起こしてしまった場合に、組織を修復する再生能力が大幅に減っているためではないかと言われています。(ハーバード大学の循環器・幹細胞研究グループ)

更に最近は死因の変化により、BMI=体重÷(身長)² が、男性で23~27、女性で22~30くらいのプチ・メタボな人の方が、疾病と戦う体力があるので結果的に長生きになるという背景もあり、痩せすぎてしまうことが死亡のリスクを高めてしまうようです。

ですから、ゆるやかな糖質制限ダイエットが推奨されていて、
炭水化物の摂取量を40~45%程度にして、減らし過ぎないこと。
②もしも結果を早く出したいなどの理由で厳しく行うなら、数か月程度にとどめ、少しずつ炭水化物の摂取量を増やすこと。
を守って行うのが安全です。

今回はややこしい話が長くなってしまいましたので、「ゆるやかな糖質制限ダイエット」の方法については次回お話しします。

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