カテゴリー "野菜・果物・ハーブ" の記事

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ソラ豆とピタゴラス

最近デスクワークに追われ、煮詰まってきましたので、久しぶりにブログを更新します。(え?そんな理由?と突っ込まないでくださいね。結構そんな理由です。)もうすぐ届く船便にはいくつか新商品が積まれていますが、今回はその中の「Bigilla」をご紹介します。ビギッラ(ビギーラ)はマルタの伝統料理の一つで、ソラマメをすりつぶしたペーストです。マルタでは、クラッカーやパンに塗って、スナックやオードブルとしてよく食べ...

キャロブの木

以前、ある有名なお菓子屋さんに、キャロブ・シロップを定期的に10kgくらいずつ仕入れたいとお話し頂きました。早速マルタに連絡すると、即答で「無理!」と言われてしまいました。キャロブは少量しか摂れないので、十kg単位には全く対応できないというのです。そこで今回の出張で、キャロブを観察して参りました。案内してくれたのは、またまたノエルです。キャロブの木のある場所を数か所視察しましたが、私も即答で「(kg単位を...

地中海料理の名脇役 ケッパーとは

地中海料理でよく見かける緑のつぶつぶ、ケッパー(caper:ケーパー)はお好きですか?小さくて、さりげなくお料理に使われていることが多いので見逃しがちですが、ケッパーがあるのとないのではお料理が大違いです。地中海料理、特にイタリア南部、キプロス、マルタで使われる食材で、やはり生育地も地中海沿岸地方です。今回どうしても野生のケッパーが見たくて、お料理の師匠ローズとご主人のノエルに、ケッパーが咲く場所へ案...

マルタの美味しいオレンジ 「ルーミラレンジ」

今回はマルタの美味しいオレンジ「ルーミラレンジ」のお話です。2月に行われたマルタマラソンの模様がTOKYO MXテレビで、3週連続で紹介されています。第2週目の一昨日はマラソンの様子が放映されました。マルタの街並みも一緒に楽しめますので、興味のある方はご覧になってください。マルタ特集は番組の後半あたりです。この番組の中で、マラソン出場者のためにオレンジ・スタンドが沿道に出て、マルタのスウィート・オレンジがふ...

にんにくの抗いがたい魅力

新商品ガーリックの海塩には、緑色の葉っぱのようなものが入っています。成分表で確認すると、お塩とニンニクしか入っていないはずなので、マルタに尋ねましたら、説明と共に下の写真が送られてきました。stemということですので、ニンニクの茎(花茎)、よくニンニクの芽と言われる部分のようです。香りが良くなるから入れているのだそうです。それにしても、こうやって見るとニンニクって綺麗なんですね!鱗茎がお花のように見え...

ガーリック・シーソルト&「ニンニクの臭いを和らげる食品」は?

今回から新しく加わる、ガーリック風味のマルタのお塩をご紹介します。このお塩はニンニクの臭いが気になるものではありませんが、折角なので「食後のにんにくの臭いを防ぐ食べ物」についても、あわせてお知らせします。今は、プレーンタイプのお塩(青い陶器入り)の他、レモン風味(黄色い陶器)、ローズマリー風味(緑の陶器)がありますが、新しくガーリック風味(紫の陶器)が入荷します。塩田に自然にできたシーソルトフレー...

体を張って食用になったトマトの歴史

今回はトマトの歴史のお話です。トマトはペルーのアンデス高原付近が原産で、元々はミニトマトのような小さな実が鈴生りになるチェリータイプだったと考えられています。そのトマトを人や鳥類が食べながら種を拡散させ、次第にメキシコに伝わっていったとするのが有力な説です。ヨーロッパに伝わったのは新大陸発見の頃で、実際にコロンブスが持ち帰ったのかどうかは定かではありませんが、いずれにしても大航海時代に、じゃが芋、...

猛毒の美しい女性

今回はトマトの歴史に入る前にちょっと脱線して、「美しい女性」という名の猛毒を持つ植物のお話です。今では世界中で食べられているトマトですが、南米からヨーロッパに入ってきてから長い間、主に観賞用に使われ、食用になったのは18世紀に入ってからと言われています。その原因の一つとなったのが、「美しい女性」です。この「美しい女性」というのは、ベラドンナというナス科の植物で、イタリア語でBella Donna(bella=美しい...

野菜は冷やす?冷やさない?

今回は、「野菜は冷やした方が良いのか?」というお話です。野菜は収穫後、段々鮮度が落ちてしまいますが、この化学反応の速度は温度によって変わります。温度が10℃上がると反応速度は2~3倍になるそうですから、凍らない程度の低い温度で保存すると、鮮度が長持ちするようです。この時、温度だけでなく湿度も必要で、チンゲン菜を例に、もともとのビタミンCの量がどの程度残るのかを比較すると、温度8℃、湿度40%の場合 44%(4...

キャロブとは(金や宝石「カラット」の語源)

今回は、金や宝石の単位「カラット」の語源でもある、キャロブのお話です。キャロブは地中海沿岸と北アフリカ、中東の一部にのみ生育する植物ですから、日本ではまだまだ馴染みがないと思います。耐塩性があるので、海に囲まれたマルタに適していて、マルタでは第二次世界大戦時の食料難には、乾燥させたキャロブのさやはオプンティア(ウチワサボテン)と共に食糧配給されていたくらい、人々の暮らしに密着した植物です。オプンテ...

マルタのサボテン(トゲの役割)

今回は、サボテンのトゲのお話です。オプンティア(ウチワサボテン)は、ヨーロッパではスペイン南東部とマルタに主に分布しています。マルタでは全島にわたって見かける植物で、生で食べるだけでなく、お料理やジャム、リキュールの材料として使われたり、民間薬として使われたりするなど人々の生活に欠かせないものです。また食用以外にも、石垣の棚段に植えて、仕切り壁の用途としても使われています。オプンティアはマルタ語で...

果物 冷やす?冷やさない?

今回は、「果物は冷やした方が美味しいのか?」というお話です。経験的には、果物は冷やした方が美味しいような気がしますが、元々自然界で育つものなのだから、冷蔵庫で冷やすのってどうなんだろうという気もします。ところが、やはり私たちの感覚は当っているようです。ブドウ糖やショ糖などの甘味成分では、温度による甘みの変化は殆ど起きませんが、果物に多く含まれる果糖は温度が低くなると顕著に甘味が強くなるそうです。こ...

地中海風サラダ

今回は地中海風サラダのお話です。(ハードボイルドなゆで卵も使ってくださいね!)地中海風サラダの中でも、ニース風サラダには結構こだわりのある人が多いことで有名です。フランスには、ニース風サラダ保存会である「ラ・カパリーナ・ドル」という、政府からの補助金まで得ているような団体もあり、伝統的なニース風サラダのレシピを守っています。ニース風サラダと言えば、ポテトやインゲンも入っているイメージがありますが、...

コロンブス、ペッパーもか。

コロンブスがインドを目指して航海しアメリカ大陸を発見したものの、その地をインドであると信じたため、ネイティブ・アメリカンのことをインディアン(Indian)と呼ぶようになった話は有名ですね。でもそれによって、ネイティブ・アメリカンのこともインド人のことも、インディアン(Indian)と呼ぶという、少々ややこしいことが起こりました。ところで、前回その効能についてお話しした唐辛子ですが、英語ではチリ・ペッパー(Chil...

そういえばマンダリンとは?

前回のアロマのお話に登場したマンダリンオレンジですが、そういえば何故マンダリンの名前がつくのでしょうか?マンダリンとタンジェリンの違いとは?今日はそんなことについてのお話です。マンダリンと言って思いつくのは、やはり中国語のマンダリンではないでしょうか。標準中国語とか普通話のことだと思っていましたが、その基礎となったものの、あくまでも官話とよばれる方言の一つに分類されるようです。もともとマンダリンは...

マルタの柑橘類

地中海沿岸地方の温かく乾燥した気候は柑橘類の栽培に適しているので、マルタでもオレンジやレモン、マンダリンなどの柑橘系の果物はそれほど手をかけることなく育ちます。マルタの農家は規模が小さいこともあり、シトラスを栽培しているというよりも、適した環境のもとで勝手に実っているというのが正直なところのようです。本物の自然農法といった感じです。柑橘類はマルタの人々には欠かせないもので、毎年1月の中旬にはシトラ...

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